2013年4月21日日曜日

rocks2設定メモ(emacs周り含む)


うちの研究科内で使えるクラスタサーバー rocks2.e.u-tokyo.ac.jpをごちゃごちゃ設定したときのメモ。

今学期のprof. Simの授業では、最後にパラメタの構造推定をするのだが、
かなり計算時間がかかるらしく、fortran+クラスタを使わないとまず計算が収束しないという事だった。なので、今のうちに環境を最適化しておく事にする。

クライアント側の環境 OSX 10.7.5 XQuartzは入ってる(これは元ははいってない?)
クライアント側は購入直後に結構いじったので、以下の結果はその設定に依存している可能性はある。

XWindowでリモート接続

terminal から

ssh [username]@rocks2.e.u-tokyo.ac.jp -Y

とする。(大文字)-Xとあったが、matlabを起動したときに固まるという現象が起きたので、こちらにした。

Emacs設定

基本

クライアント側でコーディングしても良いのだが、一応サーバー側のemacsもいじっておいた。
サーバーに入っているのはemacs23(ちょっと古い)
基本的な設定は、Emacs実践入門を参照した。


設定ファイルは

~.emacs.d./init.el

に書き、~.emacsなどの設定ファイルは使わない。(内容はinit.elに写して消す。)
.emacsなどは存在するとそれが読まれる設定になっているらしい。

load-path設定

自分のdirectoryに拡張機能をインストール場合は、そこにEmacsが使うパスを通さないと行けない。
.emacs.d/elispを作り、init.elに以下を書く。


;;; define a function that add load-path
(defun add-to-load-path (&rest paths)
  (let (path)
    (dolist(path paths paths)
      (let ((default-directory
(expand-file-name(concat user-emacs-directory path))))
    (add-to-list 'load-path default-directory)
    (if(fboundp 'normal-top-level-add-subdirs-to-load-path)
(normal-top-level-add-subdirs-to-load-path))))))

;;  add these directory and their subdirectories (and recursively)
;;  to load-path
(add-to-load-path "elisp")

インストールするものはすべてelisp以下に置く。

color-theme設定

毎日白い背景を見つめながらコーディングとデバッグはしたくないので、配色を変える。
残念なことにEmacs23にはCustomizeという色設定が標準でついていないので、color-themeを別にインストールしなければならない。
(24以降ならM-x custom-themesとすると選べるテーマが出てくるのでその中から満足の行くものを選べばいいとおもう。)

私は
http://sakito.jp/emacs/colortheme.html
を参考にセットアップした。

load-pathは上ですでにとおしたので、以下をinit.elに追加するだけでOK
(makeはなぜかエラーがでた?)


;; color-theme
(require 'color-theme)
(eval-after-load "color-theme"
  '(progn
     (color-theme-initialize)
     (color-theme-arjen)))

ここではテーマは、デフォルトで附属しているarjenにしました。
他のテーマにしたい場合は、まずelファイルをどこかからとってきてelisp下に置き、この部分を変えると他のテーマを選べます。

私は背景が黒くてコントラストが強いものが好きなので、arjenがいいかなあと。


色々いじくると、以下のように表示されます。(ここでは書いてないこともアプライしてあります。)

フォントの設定

なおデフォルトだとフォントが非常にみにくいので、[Option] -> [Set Default Font]でフォントを選び、その後[Option] -> [Save Options]で保存。
おすすめはNimbus Mono Lの Boldの 10 size。

コンパイル関連

Emacs上でmakefileを動かす方法もあるみたいだが、まだ導入できてないので空白とする。
Flymakeをfortranで動かすやり方は良く分からなかった。

文字化け対策

Xwindowでfirefoxを起動させると、日本語メニュー(であろう)ところが文字化けして表示される。これはどうも、サーバー側に日本語フォントが設定されてないからみたい。(しかしEmacsでは日本語は表示されているので、その辺は良く分からない。)

新しくフォントをインストールするコマンドは

fc-cache -v

であるが、これを打つと

~/.fonts

がパスとして指定されていることがわかる。これは元々存在しないようなので、

mkdir .fonts
cd .fonts
mkdir TTF

とした上で、自分が持ってる(TTF)フォントをアップする。
(この辺はネットに落ちているものをつかうとよい。)
その後、fc-cache -vとうてばどこでもインストールできる。新たにフォントをインストールしていれば、その旨が出るはず。
なお、検索した結果ではXwindowだとOTF形式は使えないと書いてあったのだが、私は取り合えず両方アップロードしてしまったので、もしかするとTTFだとつかえないかもしれない。

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